公益財団法人日本繊維検査協会

品質問題(なんでも)Q&A

  • 情報データ:No.35 掲載日:2012/07/10 
  • 一度着用しただけでピリングが発生するケースが多々あります。ピリングに対する検査項目はどのようなものがあるのでしょうか。
  • JISL1076 A法にピリング試験があります。
    試験方法は以下の通りになります。

    10cm×12cmの試験片を織物はたて方向及びよこ方向(編物はウェール方向及びコース方向)にそれぞれ2枚採取し、試験用ゴム管に巻きつけます。
    ゴム管に巻いた試験片を4個一組として、試験機の回転箱に入れます。回転箱の大きさは内側の一辺が23cmの立方体で、コルク板を内張りしています。
    毎分60回転±2回転の回転速度で、通常織物は10時間、編物は5時間操作します。
    試験片をゴム管から外し、ピリングの発生程度をピリング判定標準写真と比較します。
    試験結果は4枚の判定結果の平均値で1級~5級の間で等級が決まります。
    数字が大きいほど良い結果となります。

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