公益財団法人日本繊維検査協会

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ふとん地に日本製

ふとん生地に「日本製」ラベルの使用開始

ふとん側地の大手供給事業者で構成されている「ふとん地流通協会」(会長=マルホームテキスタイル澤鋼一・社長)では、来る6月初旬から、国内でプリント又は無地加工の染色を施した羽毛ふとん地や和ふとん地に、「日本製生地使用」のラベルを作成・発行して、ふとんメーカー等向けにこのラベルの使用を呼びかけている。

日本製生地の対象となるのは、日本国内の染工場で染色加工の最終仕上げをされたものであれば生機は海外産であっても問わない。ラベルには連番を入れる等細部の取り決めがされており有料頒布される仕組み。ラベルの交付価格は1枚15円の予定。その狙いは①生地の原産地を明らかにすることにより消費者の差別化認識ををはかり、もって②国内染色加工業の繁栄に貢献するなど等。

この動きもまた最近の「日本製」への回帰の現象として今後の広まりが注目されよう。

         12年5月7日

 

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