テキスタイルトレンドと品質対応

・・プルミエールヴィジョン展(パリ)とウニカ展(ミラノ)の素材展の傾向を中心に・・

<目次>
1)2014-15AWのファッション・コンセプト<二律背反>
2)2014-15カラーの傾向
3)2014-15テキスタイル・コンセプトの方向性
4)2014-15AWシーズンのベスト素材 
5)ファブリックのハイライト
6)マーケット別の人気素材(レディス)
7)マーケット別の人気素材(カジュアル)
8)PVアワード
9)後記(傾向とまとめ)

*品質管理面からのアドバイス

1.2014-15年秋冬のファッション・コンセプト <二律背反>

従来のコンセプトの区割りは縦軸と横軸を交差させて出来るスペースに例えば a・「エレガンス」b・「カジュアル」c・「エスニック」d・「スポーツ」というように4つのテーマを当てはめる技法から前シーズン(14ss)からハッキリと2つの方向性を打ち出す2つの要素を組み合わせる、融合させる*「二律背反」が コンセプト。

*二律背反(Antinomie:独)(2つの正命題、反命題(異なる要素)のどちらにも証明できる矛盾のこと。

*ミラノ・ウニカのコンセプトのキーワードは「美は世界を救う」コンセプトは 「貴族的タッチ:Aristocratic trait」と「未開の魅力:Barbarian charm」の2つ。

*プルミエール・ヴィジョンのコンセプトはビジュアルのヨコ中心線の上側にリアルな樹木が一本立っている下図の、下側の水面に対照的に樹木が映り込んでいる図で、相互に対照的なイメージを表現している。具体的に水面の上側と下側のビジュアルは「現実」と「非現実」。「自然」と「人工」。「テクノロジ―」と「クラフトマンシップ」。「伝統」と「モダニズム」。「ソフト」と「ハード」と今回の素材のコンセプトになっている二面性を表現しています。

 

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