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国内回帰の朗報
これまで中国に工場をもちそこで専らOEM生産をしておられた(株)ナカノアパレル(事実上の本社・東京)さんがこの度山形県の縫製工場を買収し、今秋から生産を開始した。(24年11月28日付繊研)
伝えられるところでは、「新たな販路開拓や商品開発には、きめの細かい日本の物づくりが欠かせない。」という
中野憲司社長の英断によるという。
県下の南陽市の既存の「カットソーの縫製工場」を引き継ぎ、海外の工場と合わせて売上高25億円を目指す計画という。工場は70人近い従業員を擁し、地元の雇用にも大きく貢献する。
我が国の縫製産業のみならずアパレルにとって久しぶりの朗報を喜びたい。
寄稿者 Y.O