公益財団法人日本繊維検査協会

About the Testプレス寸法変化率(JIS L 1096 H法)

概要

プレス処理やスチーム処理を行った後の寸法の変化を示したものです。
寸法変化率のプラス(+)は伸び、マイナス(-)は縮みを表します。

試験方法

試験試料・マーキング

約250mm×250mmの試験片を採取する。
試験片中央にタテヨコそれぞれ200mm間に3点の印をつける。
 

H-1法(乾熱加圧法)

1.プレス機の上ごてを素材に応じた温度*に設定し、試験片を下ごて中央部に置く。
2.39kpaの圧力で20秒間プレスし、上ごてを上げ、20秒間吸引する。

H-2法(蒸熱オープン法)

1.試験片を下ごて中央部に置き、上ごてを試験片の表面から約20mmの位置まで降ろす。
2.15秒間蒸気をふかした後、上ごてを上げ、15秒間吸引する。

H-3法(蒸熱加工法)

1.プレス機の蒸気圧を490kPa、上ごての温度を素材に応じた温度*に設定し、試験片を下ごて中央部に置く。上ごてを試験片の表面から約20mmの位置まで下す。
2.20秒間蒸気をふかした後、上ごてを下に降ろし、39kPaで20秒間プレスした後、上ごてを上げ、20秒間吸引する。
 

*素材に応じた温度 とは下記の通り

基準

 -3~+1%以内

結果例

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